「真夜中の探偵」有栖川有栖。

真夜中の探偵 (特別書き下ろし)

真夜中の探偵 (特別書き下ろし)

「闇の喇叭」続編。母親は行方不明、父親は逮捕されて一人ぼっちになった空閑純は大阪に出て、本格的に探偵行為を開始する。。。
前作より面白かった。探偵が弾圧された世界で、一人立ち向かい一流の探偵を目指す純の姿が健気で凛々しく応援したくなりました。また続編が楽しみ。親子3人で暮らせるようになって欲しいなあ。
謎解きはそこそこ感心できたけど、あくまでおまけみたいに感じました。ミステリーというよりSF。

「猫と妻と暮らす」小路幸也。

猫と妻と暮らす 蘆野原偲郷

猫と妻と暮らす 蘆野原偲郷

ある日、妻が猫になっていた…いったい何の話かと思いきや、予想していなかった雰囲気。小路作品では珍しい気がする(てか、初めて?)けど、こういうの、とても好きです。私は「家守綺譚」を思い出しましたが、読メの方々に「常野物語」を連想した人がいて「なるほど!」と思ったり。
為すべき事を為すだけ。気負わずあるがままに生きる姿勢がとても清清しかったです。物語は終わってしまったふうだけど、続編というか番外編みたいなものでも書いて欲しいな〜心地よかったから、もっと読んでみたいの。

「鍵のかかった部屋」貴志祐介。

鍵のかかった部屋

鍵のかかった部屋

短編集。密室のトリックミステリーが4つ。
読み終わってからシリーズものと知りました。前作未読、でも短編だったからか平気だったかも?「硝子のハンマー」「狐火の家」に続く3作目。
貴志さんって、ドロドロした作風と認識してましたが、これはコミカルでした。ボケとつっこみの掛け合いがすべっているところが面白い。。。厳しいぃ(汗)。特に最後の話は理解できず、どうにも乗れなかった。
トリックはどれもすばらしかったので、読んだ価値はあり。

古典部シリーズ」がアニメ化、を聞いてテンションが上がり、キャラクターのデザインを見てテンション下がり(幼すぎない?)、ホータローが中村悠一と知って再び上がり。期待してます。できればネット配信で見たくないなあ。
……
一月開始のアニメで見たのは、ハイスクールD×D(エロ!もう見ないかも)、戦姫絶唱シンフォギア(一番人気)、日常Eテレ版(何度見てもよい)、偽物語(当然見る)、モーレツ宇宙海賊(まだわからん)、BRAVE10(女子向けですかね)、あの夏で待ってる(意表をつかれた最優先事項よ)、パパのいうことを聞きなさい!(まえもこーゆーの、なかったっけ?)。見始めたものは最後まで見る主義でしたが、最近はこだわりません。
そうそう、年明けからガンダムAGEは挫折。ここまで見続けるのも結構辛かった。とうとうガンダムも卒業でしょうか。