「ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち」「ビブリア古書堂の事件手帖2 栞子さんと謎めく日常」三上延。

巷で話題の本。図書館で借りるには出遅れすぎたので思案中だった。ちょうど出先で暇をもてあましたときがあって買ってみたのでした。
1冊目は正直「それほどでもなくなくない?」と感じました。これで本屋大賞か?みたいな。栞子さんのキャラがいかにもラノベに出てくるようでイマイチ愛着を感じなかったし、大事な本のために命を粗末にするのも共感できないし、古書のミステリーだったら「死の蔵書」が面白かったよな〜うん。実在する本をネタにするのは文学少女の二番煎じっぽくね?あと、言葉の使い方に違和感があるところがボチボチ。期待が大きかったのがいけなかったのかもしれない。
ま、買っちゃったことだし軽く読めるんで2冊目も読んでみたらば、これが意外に面白かったのよ。主人公と栞子さんのじれったいほのぼの関係もよし、栞子さんの母君の後ろめたいお話は変化になってよし。こなれてきたんでしょうか。
え〜っと、3冊目が出たらまた読んじゃうのかな。今度は図書館で借りるか?