「かまいたち」宮部みゆき。

かまいたち (講談社青い鳥文庫)

かまいたち (講談社青い鳥文庫)

青い鳥文庫から宮部さんの本が何冊か出ていて、ちょっと読んでみようかな〜ってんで借りてきた本。
正直これは小学生にはどうかと思うのだけれど、今時の子はこれくらいはヘでもないのかもしれないし。
時代物ミステリだから当たり前ですが、血しぶきが飛び交い、人は騙しあいばかり。表紙の可愛らしさとはギャップがありすぎ。
4つの短編のうち3つは女の子が活躍するからな〜冒険活劇と言えなくもないわね。

書店のレヴュー

新潮文庫かまいたち」と内容は同じの青い鳥文庫版。イラストを加え、難しい漢字をかなに、全体にルビが振ってあり、時代物特有の言葉にはカッコ書きの説明が付け加えてあります。でも元々が児童向けではないため、小学生にはちょっぴり難しいかも。辞書を片手にチャレンジしよう。◆短編が4つ。表題作「かまいたち」町医者の娘おようが連続殺人事件に巻き込まれ、三人をつきとめようと大活躍。「師走の客」毎年師走になるとやってくる泊り客の謎。「迷い鳩」「騒ぐ刀」の2作品は「霊験お初捕物控」シリーズ。不思議なものが見え、声が聞こえるようになったお初が、果敢に悪に立ち向かう超能力物。07/05/07★★★