「人柱はミイラと出会う」石持浅海。

人柱はミイラと出会う

人柱はミイラと出会う

これは変。舞台は現代の札幌なのにいきなり人柱。札幌では人柱が活躍しているのかと思っちゃいました(嘘)。
そういうあるわけないことを、さもあるように話して、しかもミステリ。なんだこりゃ?と思いましたよ、はじめは。
でも馴染むと面白い。次は何だろう、と楽しみなってくる。
ミステリ部分は、ほとんど想像で、しかもどんぴしゃだったりする。ちょっと都合よすぎじゃないですか。でも謎解きをする人柱職人、東郷直海がクールでカッコイイから許す。


石持浅海さんって初めて読んだけど、これは変り種なのかな。