「ミステリー通り商店街」室積光。

ミステリー通り商店街

ミステリー通り商店街

人気作家三井大和が行方不明になり、出版社を退職したばかりで担当編集だった鳥越英夫が探しに行くことに。ネットで三井の作品をこき下ろした男のところへ行ったらしい、と見当をつけたが…。


面白かった!ドタバタコメディで笑えた。
お手軽すぎなのだけれど、映画か2時間ドラマのネタのつもりで書いたんじゃないか、と想像するとまとまりの良さがある。ミステリーにかぶれた商店主たちや美人の女将とか、個々に配役を考えると楽しい。


面白くない小説は面白くないし、ネットで読者が正直に感想を書くのは許して欲しいな〜多分多くの作家さんは許してくださってると思います。均一の感想は求めてないでしょう?全部の読者が大満足する作品なんてあるわけないもんね。
でも、たとえどんなに面白くなくっても、この作品の中に出てくる岩田さんのような書き方はさすがにできないな〜と思いましたが。