「真夜中のパン屋さん」大沼紀子。
- 作者: 大沼紀子
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2011/06/03
- メディア: 文庫
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深夜営業のイケメンパン屋さんが舞台。少女漫画ふうの表紙から西洋骨董洋菓子店を連想。中身はけっこう重めのストーリー。ネグレクトが軸。そのほか問題を抱えた人が多数で、いささか節操がないというか、むやみに派手というか。
パンが美味しそうだった。傷ついて歪んだ人を受け入れ癒す力を持ったパンだった〜食べてみたい。心温まる話とは思わなかったけれど(やっぱり私は色々許せそうもない)、完璧じゃないことを許された気がして、ほっとするお話だった。