「黄金の王 白銀の王」沢村凛。

黄金の王 白銀の王

黄金の王 白銀の王

ずいぶん前から読みたいな〜と思っていたら文庫になったのをみかけた。ので、図書館から借りてきた単行本。
架空の国「翠」は、王族の血統を巡って争い、鳳穐と旺廈の対立が続いていた。国の行く末を案じた若き鳳穐の頭領がかつてない挑戦をする…。
為すべきことを為し続けること。目先の憎しみに囚われず大局を見る真の指導者たるべく困難な道を選んだ二人の王の姿がすさまじく美しかった。読みごたえあった。表紙はファンタジーっぽいけど、中身は大陸系大河小説ふうだったかな。
相手を根絶やしにしなければ平安は訪れないと思い込む人たちに、私はガンダムをイメージww

殺されたから殺して、殺したから殺されて、 それでほんとに最後は平和になるのかよ!

カガリの名台詞。あと、アスランのとーちゃんの取り憑かれたかのような顔が思い出されました。