「聖女の救済」東野圭吾。

聖女の救済

聖女の救済

湯川先生が活躍するシリーズの長編。短編集「ガリレオの苦悩」から続けて読みました。思うにこれは時系列的には短編「落下す」の次くらい?
夫が離婚を言い出し、殺害を決心した妻。しかし夫が毒殺された時、妻は北海道にいて、犯行は不可能。そのトリックを湯川先生が解くストーリー。最初から犯人はわかっているパターン。
正直、「これはすごい!」と感じました。何がってトリックが!ありえん。でも可能なのよね〜だからありえないことはない。
ネタバレになるから詳しく書けないのがじれったいじゃないか。とにかく犯人の人がすごいの。
短編集の方はすぐに謎がわかって手軽だったけれども、長編は状況や心理をじっくり読まされて手ごたえずっしり、読み応え充分でした。満足。


でも冷静になって考えると、やっぱり「容疑者Xの献身」の方がすごいのだけれども…(笑)。

こんばんは〜
今夜は二号がスキー教室に行って不在なので、一人でホニャホニャしているのだった。
二号は正月明け早々インフルエンザにかかってしまったので、今年まだ一日も登校しないまま、スキー教室の日になってしまった。なんだかずるい気がする…あ、これって嫉妬?…とか思いつつの夜でありました。
今年は何回スキーにいけるんだろうか?とりあえず体力つけないとな。