介護入門モブ・ノリオ「介護入門」追加。表紙は大麻の葉?489ってなんだろう。

書店のレヴュー

芥川賞受賞作。自分が何者であるか掴み切れないまま、愛するおばあちゃんの介護をすることになった30男。ラップのリズムと大麻の香り漂うストーリーは、一見退廃的に思えるが、実は家族愛に満満ちている。そして主人公は、おばあちゃんの介護にのみ自分の存在を確認する。◆はっきり言ってかなり読みづらい。ラップを聴くときのように、聴き取れなくても流していく、という読み方がよいかと。話はとても良いです。実話に近いのでは?孫にこんなに愛してもらったおばあちゃんの幸せはいかばかりか。さて第二作もこんな手法でいくのでしょうか?04/10/31★★