スポーツは「良い子」を育てるか (生活人新書)永井洋一「スポーツは『良い子』を育てるか」追加。思い入れがあったんだろうか、いつになく長文になってしまった。実に良い本であったよ。いつも言っている事だけれど、とにかく、大人がちゃんとしないとね。でも、社会に出ると「結果が全て」は当たり前か。辛いな。
家の二号もスイミングに週2で通っているけど、
殆ど趣味の領域なの。もうこれ以上進級しないし、タイムが良ければ選手コースに行くんだろうけどさ。やめるって言わないし、それどころか休日にも家族でプールに行ってるもんね。二号は一時間ぐらいぶっ通しで泳いでるのよ。奥田英朗の「イン・ザ・プール」のようにガシガシ泳ぐと気持ちいいみたいよ。脳内物質がバンバン出るみたいな、ハハ。んで、その後に自販機で冷たい飲み物を買って、グビグビ飲んで「最高〜!」って、なんか親父くさ!スピードは全然だろうけど、フォームはいいし、通わせていた意味はあったかな、と思うわけ。

書店のレヴュー

指導者や親のエゴにより勝利第一主義が蔓延する少年スポーツの環境は、子供たちがスポーツをする機会を奪っており、スポーツをする子の人格を歪めてしまう可能性を秘めている。◆親ならば我が子にスポーツをさせたいと誰しも思っているのではないだろうか。ところがその実態を見聞して二の足を踏んでしまう方も多いのでは。何故か?今まで漠然としていた事が明解に書かれている。「なぜ人はスポーツをするのか」をしっかりと見極めた上で、スポーツをする意義をキチンと踏まえた環境を大人が考えていかなければいけない、と実感。◆あなたのお子さんは監督を「勝利監督」にするための機械化された駒になっていませんか?勝ち負けにこだわるのは止め、スポーツから得られる充実感の気持ちよさを教えてあげましょう。勿論スポーツをしていないお子さんを持つ親御さんが読んでもOK。勝利第一主義の弊害は決してスポーツだけの問題ではないと思うので。04/11/25