M8 エムエイト高嶋哲夫「M8」追加しました。前半は良かったんだけど、後半は、作者の「こういうことがあるので、こんな風にするといいですよ」みたいな希望的観測だ。ちょっと迫力に欠ける。地震の怖さは体験者しかわからない。こんなものではないと思います。・・・其の辺を考慮して抑えたのかもしれないね。

書店のレヴュー

阪神大震災で家族を失った主人公の瀬戸口は、若き地震学者。東京直下型のマグニチュード8の地震を予知するも誰も信用してくれず・・・。◆前半部分は地震を予知した主人公が世間に警戒を必死に呼びかけていく様を描き、ちょうど半分ほどで地震が起き、その後の救助活動等々、となります。ストーリー上では地震が予知されていたため、救助・復興が余り問題も起きずに着々と進んで行きますが、実際にはこれ程順調ではないと思われますね。大地震に備えるマニュアルとして読むのがよいかも。備えあれば憂いなし。04/11/29★★★