検屍官 (講談社文庫)パトリシア・コーンウェル検屍官」追加。面白かった。映像じゃないから、遺体描写もそれほど気持ち悪くないし(都合がいい私)。しかも姪のルーシーちゃんが○。この子のシーンが挟まれてホッと一息つける。
ああ、でも文庫版のカバーは、ちとグロテスクだね。

書店のレヴュー

検屍官シリーズ第一作目。翻訳物ですが大変読みやすかった。ストーリーは、連続レイプ殺人事件をやり手女性検屍官のケイが解決する、という物。事件は残酷極まりなくおぞましい。被害者と同性の主人公は憤り、怒り、犯人を追い詰めていくが、最後に犯人の標的になってしまい・・・!周囲の男性陣に「イライラ」、犯行に「ドキドキ」、そして解決。実に恰好良い。作者は元々そういった職業に就いていたそうで、描写も見事。ただ本作が書かれた1990年当時の鑑定方法やコンピューターの能力は今となっては随分と古めかしいのは否めない。が、その点を差っ引いてもなお面白かった。05/02/18★★★