北杜夫ぼくのおじさん (旺文社ジュニア図書館)」追加しました(朝読書コーナー)。単行本は1972年刊で表紙が和田誠。他に新潮文庫などでも出ているらしい。
この本、前に訊いた「きれいなばらにはとげがある〜云々」の本なのだ。知り合いがやっと見つけ、楽天オクで購入したそうな。まさか北杜夫とは思わなんだ。
ところで、遠藤周作好きと北杜夫好きは相容れない、って説は本当でしょうか?私は狐狸庵先生派かな。北杜夫って読んだ記憶が薄いんですけど。

書店のレヴュー

「ぼく」のおじさんは大学の臨時講師をしていて哲学を教えているらしい。が、ぐうたらで見栄っ張りで、その上お金がなくって「ぼく」の家に居候している。ある日「ぼく」が書いた作文が入選し、賞品でハワイに行く事に・・・◆北杜夫のユーモアあふれる児童書。おじさんの屁理屈がとても楽しい。ただ何分1ドル380円の時代に書かれた物なので、そのあたりの件は難しいかな。手に入れるのは困難かもしれません。05/02/22★★★