グランド・フィナーレ」の沢見のロリコン度は殆ど犯罪っぽい。やはり小学生と事に及ぶのは同意があってもだめでしょう。ところで、注目URLに、ときメモが恥ずかしいとか、そういうのがあったんですけど、そこから沢見程度までにはやはり大きな隔たりがあるよね、やっぱ。でも世間の認知はそのあたりの区別がないだな〜。ふんふん。
ウチの一号が、来週からアニマックスで放送開始になるエヴァを録画しておくように言い残して去って行ったけれども、こういうのは会社では話題にしないのだろうな。

書店のレヴュー

第132回芥川賞受賞作。ひそかなる趣味少女ポルノが妻にばれてしまい、妻子に去られ、職も失い田舎に引っ込まざるを得なくなった沢見のその後。◆前半は自己憐憫に浸る沢見の抵抗ぶりが滑稽。そんな自己中心的部分を友人に指摘され、ようやく罪悪感が芽生え・・・。後半はそんな沢見の悔恨の日々と二人の少女との出会い&罪滅ぼし。◆阿部作品は初読み。頑なな少女らの描写は良かったが、ストーリーは単純だし、ロリコン癖の描写も意外とあっさりしていて、噂に聞くほどの毒は感じられなかった。やはり他の作品を読まないとだめかな。おまけの様に収録されている短編は私には理解できませんでした。05/09/27★★