シービスケット―あるアメリカ競走馬の伝説 (ヴィレッジブックス)

シービスケット―あるアメリカ競走馬の伝説 (ヴィレッジブックス)

面白かったので、俄然映画を見てみたくなった。いよいよTUTAYAに行く日も近いか。

書店のレヴュー

1930年代後半、世界恐慌に苦しむアメリカに現れた一頭の競走馬シービスケットを描いたノンフィクション。◆気性が荒く誰からも見放されたサラブレット、無名の騎手と無名の調教師、自転車修理店主からのし上がった自動車販売王の馬主。人々が出会い、成功を信じて突き進んでいく、まさにアメリカンドリームを絵に描いたようなストーリーが実話であり、古き良き時代を懐かしくさせる。◆ノンフィクションであっても、小説並の面白さがある。おそらく綿密な取材があったればこそだろうが、特にレースシーンの描写は、史実に忠実であって且つ筆者の熱意が込められて、実にリアルな情景を作り出している。故障や天候、斤量に苦しめながらも不屈の精神で勝利を掴み取る姿に、何度も興奮させられた。2004年映画化。05/12/04 ★★★★