退屈姫君伝 (新潮文庫)

退屈姫君伝 (新潮文庫)

あっという間に読み終わってしまいました。
久々の時代小説でしたが、全然難しいところはなかった。こういうのだったら、辛抱強く読まなくともいいのだな。登場人物も個性豊かで、楽しかったよん。rokuさん、またまた紹介ありがとう。

書店のレヴュー

吹けば飛ぶよな二万五千石の小藩に五十万石の姫君が異例のお輿入れ。退屈をもてあました姫がお家改易の危機に乗り出して・・・◆時代物ですが、堅苦しいところは全然なし。美しく世間知らずのお姫様の痛快活劇。人情話・悪徳商人・田沼意次の陰謀などなど時代劇の面白どころを目いっぱい詰め込んで、プラスミステリー要素の謎解きや、艶話もちりばめたエンターテイメント。主人公めだか姫の、普段は能天気ながらここぞという時に妙案を閃くキャラクターが際立っていて気持ちよく読み終えました。05/12/19★★★