花火師リーラと火の魔王 (ポプラ・ウイング・ブックス)

花火師リーラと火の魔王 (ポプラ・ウイング・ブックス)

普通の児童書です。ファンタジーで、少女が一生懸命。いや、「黄金の羅針盤」が読みたいな〜と思って。
しかし、大人になるってなんなんでしょうね。子どもが思う大人と、大人が思う大人は違うのかな。「虹とクロエ〜」も読み終わってるんだけど、40過ぎて大人になれない、と騒いでいる女の話でしたが。そっちの感想は後日。

書店のレヴュー

インドかその周辺辺りの国が舞台。お父さんの仕事である「花火師」にどうしてもなりたいリーラは、その資格を得るために火の魔王の住むメラピ山へ旅立つ。◆人と出会い、助けられ、火の魔王ラズバニに認められるが、その間にお父さんが大ピンチに。花火大会で一番になったら許してやろう、との王の命に、父娘力を合わせて世界一の花火を作る。◆言葉を話す白い象のハムレット、その世話係でリーラの友人チュラク、チュラクの叔父で職探し中のランバシ。登場人物の誰もが自分がやりたいこと、なりたいものを目指している。それぞれに一人前の花火師になるには?大人になるって何?ユーモアもまじえた少女の成長物語。06/02/18★★★