豊島ミホ「檸檬のころ」。
- 作者: 豊島ミホ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2005/03
- メディア: 単行本
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うちら女子高だったから、圧倒的に恋愛体験は少なかったな〜損した気分?いやそんなこともないか。その後のあれやこれやが・・・ブツブツ。
書店のレヴュー
東北の片田舎の進学校を舞台に、ありふれた高校生のありふれた青春のすっぱい思い出。◆生徒から先生、近所の商店の孫まで、主人公が入れ替わる連作短編集。ちょっとずつ交差する加減が絶妙。友達・部活・進路・恋愛、多分この時期に誰もが経験する出来事ばかりで、なんだか懐かしい。今になってしまえば、他愛もないことばかりなのに、あの頃は、それが世界の全てだったのかもしれない。卒業すれば全国に散ってしまう高校生たちの微妙な感情の動きが、とてもリアルに感じられるのは、作者が24歳という年齢だからか。06/06/22★★★