フィリップ・プルマン「琥珀の望遠鏡」。

琥珀の望遠鏡〈上〉 ライラの冒険III (新潮文庫)

琥珀の望遠鏡〈上〉 ライラの冒険III (新潮文庫)

琥珀の望遠鏡〈下〉 ライラの冒険III (新潮文庫)

琥珀の望遠鏡〈下〉 ライラの冒険III (新潮文庫)

いやはや、読み終わりました。ファンタジーでこんなに長い話を読了したのは初めてではないでしょうか。それだけでもすごいよ。


話は「失楽園」でしたが、「人間の未来は明るい」結末でしたね。
神は死に、人は自立する。
といったら大げさかもしれないけれど、教えを忠実に守るだけではなく、自分で考えるべきだ、という作者のメッセージなのかな。


それにしても、戦う相手だったオーソリティー側が、みんな堅物で臆病で妄信的で、、、って映画化して大丈夫か。


コールター夫人・・・まさかこんな最期とは。


数多い登場人物の中では、シロクマの王イオレクと気球乗りスコーズビーがよかった。映画じゃ、シロクマはシロクマだろうけど(CGでしょ)、スコーズビーさんはどなたがやるんでしょうか。楽しみだわ。