「予定日はジミー・ペイジ」角田光代。

予定日はジミー・ペイジ

予定日はジミー・ペイジ

妊娠日記小説。性交から出産までを日を追って。
望んで望んで子を作る人もいるだろうし、計画的に作る人もいるだろう。中には間違って出来ちゃった人だとか。この小説の夫婦の場合「なんとなく」ということになるのかな〜多分。
ウチの場合もこれに近い。なんとなく?暇だったから(汗)。新婚生活3ヶ月で飽きちゃったのだった。
ま、それは置いといて。


子が出来て目出度いんだかなんだか自覚もないまま腹はでかくなり、あれこれあって出産の日を向かえる夫婦の姿が微笑ましいです。生まれ出る前から子が親を育てるんだね〜ラストシーンは泣けました。
子どもいる人が読めば懐かしいだろうし、いない人には今後の参考になるかもしれない。それから、男が読むとどんな感想なのか興味津々。