「首鳴き鬼の島」石崎幸二。
- 作者: 石崎幸二
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2007/08
- メディア: 単行本
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孤島の館で、嵐で閉じ込められ、連続殺人が起こる、ハルヒが大喜びするような典型的なパターン。最後は、関係者が一堂に会して、種明かしをする。
一番気になったことをあげておく。
死体はバラバラ、部屋中血塗れ、血の雨は降る、ほとんどスプラッタなのに、あまり気持ち悪くないのはどうか、と思う。それに死体を発見した人たちの驚き具合が地味なんだよね。トリック重視で、心理的な描写が足りないんじゃないのかな。
DNA鑑定について勉強になったのが収穫。