「ビター・ブラッド」雫井脩介。

ビター・ブラッド

ビター・ブラッド

刑事になりたての佐原夏輝が、初めて大きな事件の捜査に加わった時、コンビを組まされたのは、中学生の頃家を出た父親の島尾明村だった……。
このお父さんが変わり者で、父親不信の夏輝と絡む場面は大層面白い。
が。中身薄い感じ。
400ページ超の厚みがあるのに、ボリューム感がない。
シリーズ物にするつもりの最初の一冊で顔見せと人間関係の紹介がメイン、とか?