「ザ・万歩計」万城目学。

ザ・万歩計

ザ・万歩計

面白かった!面白い話を書く人はエッセイも面白いのだな〜と普段はあまりエッセイを読まないカナタは思ったのだった。
しかし、予想外に活動的な人であった。汚い部屋でこそこそ原稿書いてる人、のように想像していたのに違ってた。
それと、表紙のイラストがよい。オニたちのかわいいこと!映画になるのが楽しみ。グーパンチしてるのはモリミーだと思われるが、この本の中にはモリミーが登場してなかったよん。残念。
P92「『技術』の時間」が印象的。

加えて私が看破したのは、優等生とは天然である、ということだ。頭で考え、意図して真面目を貫いているのではない。生来の習性として、そう行動せざるを得ないのである。

なるほど!と膝を打ってしまった。私が毎度毎度いい加減で妥協して後で後悔するのは、生まれつきだから仕方がないんだ。そうなんだ、と都合よく納得。