「クビシメロマンチスト」西尾維新。

クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社文庫)

クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社文庫)

「クビキリ〜」を読んだ勢いが残っているうちに…と思い、とっとと読んでしまいました。
うん、これはすごいね。恐れおののいた。残酷すぎていっそ清々しいくらい。無垢な人には毒かも。あ、私は無垢じゃないので平気ですが。
結局、いっくんは、人として致命傷を受けてしまっている同士としての智恵ちゃんのことが好きだったのだな〜、だから許せなかったのだ、と。


秋春君の言動部分だけ、二度読み。秋春君は、この中では真っ当な人物ではあるけれども、果たしてどこまで真相を知っていたのだろう?その度合いによっては、やはり真っ当とはいえないな。


自覚してさえいれば、妬んだり恨んだりすること自体は間違ったことではないのだな〜と思ったり。


さて、次もさっさと読みますか。