「ボクハ・ココニ・イマス 消失刑」梶尾真治。
- 作者: 梶尾真治
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2010/02/19
- メディア: 単行本
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前半部分のいたたまれなさといったらなかった(涙)。読むのを何度も中断してしまった。社会の中にいながら他者から存在が認められないという状態は、意外と楽勝じゃないか?と予想していたが、梶尾さんの想像は私の予想を大きく超えていた…なんという残酷さなんだろか。しかも杜撰なシステムのためにトラブルが続出ますます窮地って!!勘弁してよ〜〜〜
〜〜〜と、身が持たなくなりそうな前半でしたが、後半は一転してロマンチックな展開に(呆然)。やはり梶尾さんはこうでなくっちゃってことなのかな。