「ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント」朱川湊人。
- 作者: 朱川湊人
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/12/17
- メディア: 単行本
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ウルトラマンは久しぶり。ウルトラマンレオ以来か…私がリアルタイムで見てたのはそのくらいまで。うちの二号も興味持ったことがなかったしなあ。そんなわけでメビウスという名前も今回初めて聞きました。
いやあ〜なかなか面白かったです。
まず、主人公の名前が私と同じなので驚いた。「カナタ」って何度も書かれていてこそばゆいのなんの。
ストーリーは研修中のカナタくんの成長物語。父を亡くし、母は病床にあり、頑なでひねたところもあるカナタくん。他の隊員の懐の広さやメビウスの宇宙的規模の考え方に接したり、様々な宇宙人たちと遭遇して見識を深め、誰もが認める隊員となっていく姿が、我が身のようで心打たれました。私もカナタくんを見習って広い世界に旅立たねば(笑)
現実問題で既に地球人が異星人となんらかのコミュニケーションを持ってるのかどうかは知らないけど(多分ないとは思うけど)、地球にやってくる異星人が敵性かどうか知るのは難しいんだろうな…とかマジで心配になったり。本作でのそういったやり取りはとても人間臭く、対人関係に応用するべく配慮されているんだろうな〜と思いました。