読書メーター、7月のまとめ。

遅ればせながら7月のまとめを。粒ぞろいの中、「小暮写眞館」が断トツで面白かったかな。


7月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:5217ページ

ブレイズメス1990ブレイズメス1990
医療をするのにお金がないとダメなのね。それにしても天城先生が濃かった。彼の構想は成功するのか、続きが楽しみ。それと花房看護師と世良先生の関係の行方が気になるんですけど。
読了日:07月31日 著者:海堂 尊
愛は苦手愛は苦手
どの話も「モヤモヤしてたけど前向きに頑張ろうかな」というストーリー、読後感が爽やか。ここの感想見るまで「アラフォー」に気付かなかった^^
読了日:07月29日 著者:山本 幸久
バイバイ、ブラックバードバイバイ、ブラックバード
純粋無垢な五股男、星野の魅力がジワジワと効いてきた。こんな男にだったら五股でもいい、むしろ彼に選ばれたい。星野も繭美も正直すぎる似たもの同士なんだな〜とても愛すべき人たちだった。ラスト、繭美の提案を断ってバスに乗る星野の姿に動揺してしまった。これって純文学なのね?
読了日:07月26日 著者:伊坂 幸太郎
プリンセス・トヨトミプリンセス・トヨトミ
面白かった!いい話だった。事実こんなことやってるような気がする。親父と息子ってのはそんな間際になるまで腹割って話したりしないもんなのか?男ってバカだねぇ。
読了日:07月23日 著者:万城目 学
プラチナ・ビーズプラチナ・ビーズ
予想外にキャラ読みしてしまった。序盤は断然坂下がかっこよかく、葉山のひがみ根性に辟易していたが、後半になって俄然葉山が急上昇。ヘタレを返上しただろう続編に期待。そこここに散りばめられたヒントに後から気づくのが気持ちよかった。ぶ厚さは読み終われば無駄なところはなかったと思う。
読了日:07月21日 著者:五條 瑛
オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴンオール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン
登場人物が増えすぎちゃって座卓に収まりきれるのか心配。百物語・紺が大学を辞めたわけ・捨て猫本のエピソードが良かった。
読了日:07月18日 著者:小路 幸也
吉祥寺の朝日奈くん吉祥寺の朝日奈くん
爽やかな恋愛ものにプラス「!」と驚きの展開がとっても素敵だった。特に表題作が好き。献血に行こうと思います。
読了日:07月16日 著者:中田永一
プラチナデータプラチナデータ
面白かった。スリル満点でどんどん読めた。プラチナデータの意味と真犯人、解決後の世界は…ちょっとガッカリ。遠くない未来にこんなふうに管理されてしまうのかもしれないね〜今だって秘かにやってるのかも?
読了日:07月14日 著者:東野 圭吾
鷺と雪鷺と雪
初めからわかりきっていたことだけれど、衝撃的なラストだった。英子にとってほんの一瞬のきらめきのような幸せな時代だったのか、それとも後に取り戻せたのか。。。この時代に興味を持つのにとても効果的だったと思います。
読了日:07月12日 著者:北村 薫
名前探しの放課後(下)名前探しの放課後(下)
最後の最後に驚きの真実を告白…私はちょっとがっかり。メジャースプーンはとても感動したけど、今回は「怖ろしい子」と感じてしまった。アレは使っちゃダメだ、というお母さんの気持ちがわかりました。
読了日:07月09日 著者:辻村 深月
名前探しの放課後(上)名前探しの放課後(上)
まとめて下巻で。これから読む人は「ぼくのメジャースプーン」を読んでから。
読了日:07月07日 著者:辻村 深月
蝦蟇倉市事件2 (ミステリ・フロンティア)蝦蟇倉市事件2 (ミステリ・フロンティア)
米澤穂信は読み応えがあった。あとは北山猛邦越谷オサム。トータルでは微妙。
読了日:07月05日 著者:秋月 涼介,北山 猛邦,米澤 穂信,村崎 友,越谷 オサム,桜坂 洋
小暮写眞館 (100周年書き下ろし)小暮写眞館 (100周年書き下ろし)
面白かった。人と人との繋がりが良かった。深刻な何かを抱えてそうなひとでも、のん気生きてそうな人でも、人間誰しも暗い部分があるってことかな〜生きるのは大変だけど私も前に進み続けたい。しかし本が重かった。二の腕がピクピクしてちょっとした筋トレになったよ。
読了日:07月02日 著者:宮部 みゆき

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