「つづきの図書館」柏葉幸子。
- 作者: 柏葉幸子,山本容子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/01/15
- メディア: 単行本
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主人公のももさんは、人付き合いが苦手な40歳過ぎの女性。仕事が途絶えて途方に暮れていたとき、顔も覚えていない伯母さんが入院して、他に身寄りもないから、と連絡が。訪ねてみたところ、伯母さんの留守宅に住むことを許され、しかも図書館の司書の仕事も紹介してもらった。
児童書なのに渋い序盤の展開。しかし突然ファンタジー全開になって、ラストは…泣けました。ずっと忘れないで気遣っていてくれた人がいる、ってこと。図書館が舞台で「思い入れのある一冊」を取り上げるストーリーなのは本好きとしては楽しい設定でした。