「ダークゾーン」貴志祐介。

ダークゾーン

ダークゾーン

なぜ戦っているのかわからないまま続く対局、思考を重ねたバトルシーンは様々なパターンで飽くことなく、とても楽しめました。
しかしこの結末はいまひとつ、微妙。身勝手さが生み出した壮大な現実逃避、これしかないと思わないでもないのだけれど。ブラックが売りの貴志さんだったらもっとどん底でもいいような。。。中途半端で、結局無駄に長かったと思えてきてちょっと残念。