ノルウェイの森 上 (講談社文庫)お気楽幽霊話を読んだあとで、出しっぱなしにしていた「ノルウェーの森」を読んでしまった。もう頭の中グルグル。でも初めて読んだ時とは違って、そう衝撃的ではないし、年取ったし。こんなに生きる事って困難なものじゃない気がするわ、今ならば。
人を愛する事・大人になって生きていく事、それから死ぬ事。どれも人生なのだから当然の出来事。思い煩うことなく、ゆっくり息をしながら通り過ぎていければいいな。・・・まあ、若い時分は充分に悩む必要あり。でも死ぬのは駄目だろ。この作品は死ぬ人多すぎ。