眉山さだまさし眉山」。
ストーリーは、徳島にいる母親の様態が悪くなり、東京から帰郷した娘が病院に見舞い、そこで母のこれまでの生き方に触れるというもの。母はチャキチャキ江戸っ子で、未婚で娘を産み育てるために徳島にやってきたのでした。そのあたりの事情を解き明かしていく感じ。あと、献体についての説明など。
実は二回もウルウルしてしまいましたよ。
一回目は、母が一人で老人介護施設に入居を決めてしまったことを知らされるシーン。二回目は最後の寺澤医師の作文。
全体としては良いお話でした。毒の一切ない、感動ドラマの様。そこが物足りない、といったらファンの人に叩かれそうだけれど。この手のテーマで涙が出ないのは余程乾いた人だからして、そういう点ではヒキョーともいえる(悪意はありません、あしからず)。献体について知りたい方には良いかと思います。
・・・書店には置かないの。ガラじゃないから。