エデンの東』は分厚い上下巻。一番手ごわそうなので、先に読み始めたら、その前に読んだ「ウォーターランド」とどうにも被っちゃって(読み進めればまったく違う展開なんだけれど、最初の2〜3章ぐらいまでは駄目だった。)。そんなわけで、先に「死神の精度」読み、系統のまったく違う「夏の庭」を読み、ついでに「グランド・フィナーレ」も読んでから取り掛かったのでした。ただいま、上巻読み終わり、下巻に突入。さすがノーベル賞作家だけのことはあるな〜と感心する文章であります。聖書の「カインとアベル」が下敷きですね。「ウォーターランド」(と比べるのは変ですが)は、哲学的表現でかなり読み返しする箇所が多かったため、それに比べるとはるかに読みやすい、ですよ。