朽木さん情報ありがとうございました。わりといらっしゃるんですね。
それはそうと。忘れてました昨日の予約本は、沢木耕太郎「凍」11番目。遠い道のり。

夏のこどもたち (角川文庫)

夏のこどもたち (角川文庫)

これは、、、私にはよくわかりませんでした(・・;)
表題作と短編が3つ。短編はどれも「だから何?」って感じ。
表題作は若干長め。
主人公の朽木君15歳。父は仕事が多忙なため家にあまりおらず会話なし、母アルコール依存症。で、本人は成績は優秀で左目がない。
で、校則問題特別委員に選ばれたり、転校生の中井と恋仲になったり、双眼鏡で覗きをしたり、放火魔を捕まえたり、と挙げるとこの短さ(文庫活字大きめP120)の中でかなりの忙しさ。なんだけれどアンニュイな中学生生活。・・・もう。
裏表紙に「日本版キャッチャー・イン・ザ・ライ」の文字。元を読んだことがないのでなんともいえませんが。解説は今江祥智で、またこれが当然のごとくベタ褒めで、理解できない私が馬鹿なのか、と思ってしまうのですが、まあこういうときもあるさ、ってわけで書店には並べず。