恩田陸「エンド・ゲーム」。

エンド・ゲーム 常野物語 (常野物語)

エンド・ゲーム 常野物語 (常野物語)

え〜と、何だったのでしょうか?読んでるこっちも騙されてたということなのかしらん。せっかくドキドキ・ハラハラしながら読んでいたのに、あんまり裏返されすぎて、かえってシラケチャッタヨ。でも第5章まで大変面白うございました。
恩田作品は、過去にもこんなことがあった気がするが、まあ、いっか。

書店のレヴュー

「裏返さ」なければ「裏返される」。「光の帝国」の「オセロ・ゲーム」で「あれ」と戦うことを運命の拝島親子のその後。◆常野物語といえば、ひっそりと暮らす一族、というイメージだったが、これはダークでサスペンスな雰囲気。瑛子と時子の親子に訪れた事件と、明かされる真実。新しく登場する常野一族「洗濯屋」と失踪した父。物語は二転三転し、結末は・・・?◆忍び寄る恐怖、スリルある展開、なかなか読み応えがありましたが、文字通り何度も「裏返ってしまう真実」に混乱し結局疑問が残りました。続きもあるんでしょうか?06/05/15★★★