伊坂幸太郎「陽気なギャングが地球を回す」。

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

文庫が出て購入していたのを読んだ。2年4ヶ月ぶりの再読。
結末がわかっていても面白い。
そうそう、田中のアイテムがあったんだ〜それを最後に全部掬い取ってる。見事だね。
今回の再読は、何せ映画化された後なので、どうしてもそれぞれ俳優さんを当てはめて読んでしまった。映画は見てないけど、アレはやっぱり別物なのかな。予告とかみると、すごくおしゃれっぽい。プールバーって、アレ何?レンタルもされてるようだから、見てみようかな。
今のところ違和感がないのは、響野の佐藤浩市だけ。

書店のレヴュー

銀行強盗立てこもり事件に偶然一緒に出くわした4人が組み、陽気なギャングになって華麗に銀行強盗。ところが盗んだ金が強奪されて…個性的な4人の鮮やかな手口が美しい。◆流れるような展開と散りばめられた伏線が最後にきれいに収まる見事さがたまらない作品です。ちょっと妙な特殊能力を持った4人だけれど、強引な感じは全くしません。2006年映画化、続編は「陽気なギャングの日常と襲撃」。06/10/26★★★★