「陰日向に咲く」劇団ひとり。
- 作者: 劇団ひとり
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
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日頃TVをあんまり見ないので、どれくらい活躍してる人なのか良く知らないんですけど(電車男の人?ぐらい)、お笑いの人なのかな〜私の中ではそういう認識。
作品の中の人、一人ひとりのキャラクターが細かく書けていて、よく人物を観察してるんだろうな、と思いました。
書店のレヴュー
ホームレスになりたいサラリーマン、薹が立ったアイドルを追いかけるオタク青年、世間知らずのフリーターの女の子、など、頑張っていても上手くいかない不器用な人たちの泣き笑い人生。◆芸人劇団ひとりさんが書いたベストセラー、ということで大して期待もせずに読みましたが、、、悔しいかなこれは上手い。書き慣れた感じ、処女作とは思えません。5つの短編の登場人物が少しずつリンクする技を使っていて、次々読まされてしまいました。生きるのに不器用な人たちの一生懸命さが滑稽で笑わせられたり、またホロっとする場面もあり。しかもラストにはオチもついて「これはネタなんだぁ」と感じました。次回作はあるのか?07/01/29★★★