「宇宙のみなしご」森絵都。
- 作者: 森絵都,杉田比呂美
- 出版社/メーカー: 理論社
- 発売日: 2006/06
- メディア: 新書
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自分の家の屋根でもやだな。屋根傷みそうだし。ああ、つまんないね〜大人は。
書店のレヴュー
ぼくたちは宇宙のみなしごだから、自分の力でキラキラ輝いてないと、宇宙の暗闇に飲み込まれて消えちゃうんだよ。◆中学二年生の陽子と年子の弟リンは、真夜中に屋根に上る遊びを始めた。そのうちクラスのはぐれ者になっている七瀬さんとキオスクも加わって…◆自分を確立していく中学生の話。大人が建前で権力を振りかざすことや実は弱い部分もあることを知っていて、中学生たちは彼らなりの生きるすべを学び、懸命に考え行動していきます。主人公陽子は強いな。行き詰った時、失敗した時の対処を自分の力で導き出そうとする姿が頼もしく、大人の私も勇気付けられました。07/03/26
さて、森絵都さんの本を長らく読んできましたが、この辺でオシマイ。後は新刊が出たときに考えましょう。
森絵都さんの本で一番最初に読んだのは、
- 作者: 森絵都,武田美穂
- 出版社/メーカー: 童心社
- 発売日: 1998/10/01
- メディア: 単行本
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「にんきものシリーズ」として、「にんきもののねがい」「にんきものをめざせ!」「にんきもののはつこい」と続きますが、これがとんでもなく面白い。
中高向けから大人向けの森さんの本を読んできたけど、やっぱり「にんきもの」が一番の傑作だった、と結論付けておきましょう。