「名もなき毒」宮部みゆき。

名もなき毒

名もなき毒

いつ予約したんだか忘れるぐらいの時間を経てやっと読めた。
とにかく、ウチ方の図書館では、宮部みゆきは大人気。「楽園」なんて、予約数がもう480番台。それだけではなく、貸し出しのベスト30中10冊が宮部作品。すごいな。
そんな宮部さんの作品を、私は今までほとんど読んできませんでした。だって、図書館の棚にないんだもん。いつも貸し出し中だ。だったら買えばいいって話だが、、、あ、そういえば文庫で何冊か持ってるよ。読んだことないけど(・。・;


要するに面白かったのだ。大人気なのは伊達ではなかった。
これが『誰か』の続編であることは読み始めて気付いた。よかった〜数少ない既読本のうちに入っていて。でもって、『誰か』よりはるかに面白かった。


とにかく読みやすい。わかりやすい。『普通』の人なら誰でも『普通の人』の代表みたいな杉村と共感できるだろう。
で、普通、ってなんですか?と、問いかけられ戸惑うのだろう。
★★★★★