「怪盗グリフィン、絶体絶命」法月綸太郎。
- 作者: 法月綸太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/03/17
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 13回
- この商品を含むブログ (110件) を見る
怪盗グリフィンは「あるべきものを、あるべき場所に」をモットーとする泥棒。所詮盗人なんだけど、どこか正義の味方くさいところが「いかにも」っぽくてよい。
彼がCIAに嵌められて、カリブ海のボコノン島へ「呪いの土偶」を盗みに行く事に。
土偶は本物か偽物か。呪いを信じるのか信じないのか。そのあたりを二転三転させながら進むハラハラドキドキのストーリー。最後は当然ながら全てピタッと収まる所に収まってハッピーエンド。実に気持ちがいい。
こういうのを読んでミステリー好きになる子どもがいたりするんだろうか。それっていいな。