「年下の男の子」五十嵐貴久。

年下の男の子

年下の男の子

川村晶子は一部上場の乳業会社広報課勤務OL37歳。とうとうマンション買っちまった。でも結婚をあきらめているわけではなくってゴニョゴニョ……。宣伝部部長の秋山氏にちょっぴり憧れてはいるものの彼は既婚者だし……。
そんな時取引先の担当者が代わり、新しくやってきたのは契約社員の児島君23歳。なぜか彼からモーレツなアタックを受け、動揺。さて、素直な気持ちになるのか、はたまた世間体をとるのか?


面白かった!ハートウォーミングなお話でした。五十嵐さん、上手いな。
好きならば歳の差なんて、と他人事だから簡単にいえるのかもしれない。実際、14下なんて、話したこともないよ、私ゃ><。もはや想像もつかん。晶子も同じ、心の揺れ具合がなんとも微妙な乙女心(!)で微笑ましいこと。ラスト間際になってダンディな部長にまで迫られるし、正にパラダイスじゃないですか!いいな〜独身者だとこういう経験のかのせいがあるわけだね。ウチはもうないよ。もう既にラブラブだし!なんちゃって。でも晶子の気持ちは不安が増すばかりで…確かに40ってのは大きいよな。
教訓。いくつになっても億劫がったりせずにマメでいて、きっかけを大事にすること。