「アイスクリン強し」畠中恵。
- 作者: 畠中恵
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/10/21
- メディア: 単行本
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元士族で孤児だった真次郎は西洋菓子屋を目指し、同じく元士族で巡査「若様組」の面々と成金御令嬢の沙羅ともども、激変していく社会の中でたくましく生きていく様を描いている作品。
「しゃばけシリーズ」はまだ2冊しか読んでないですが、やはりしゃばけの方が面白いな〜と、思ってしまいました。
時代を良く調べてるな〜と感心はしましたが。
妖がでないので奇想天外なことは起こらないし、何より時代背景が影響して暗澹たる気分になるのは否めない。結果楽しくない。
こうも質の違う設定で比べるのは間違いなんでしょうけど。。。どうしても比べちゃうのよ、ゴメン。
これもシリーズ化するんでしょうかね。ここから先、日本は軍事国家となっていくわけで、ますます暗っぽい話になっていくのかな…。殺伐とした世の中を、流行最先端のスイーツで癒す。そういう展開でしょうか?そうだと、ちょっといいかも。