「ひまわり事件」荻原浩。
- 作者: 荻原浩
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/11/13
- メディア: 単行本
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老人と子どもの交流がほとんどのほのぼのとした話だけれど、本流は利権体質との戦いにあるわけで。後半の闘争シーンの盛り上がりはすごかった。ページを繰る手が止められませんでした。
そして事件から13年後、相も変わらず…っていったい。世間とはそういうものと知っていても、そこはかとなく虚しい。。。
それにしても、またしても。
長い、長いのよ。「オイアウエ漂流記」の時にも思ったのだけれど。
前半は、ひとつひとつのエピソードはとても面白いのにどうにもダラダラした感じが拭えないの。今回は、後半が大盛り上がりだったので救われましたが。なんか残念ですわ。