「珈琲屋の人々」池永陽。
- 作者: 池永陽
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2009/01/21
- メディア: 単行本
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う〜ん、私には合わなかったカナ。
特に共感できなかった箇所を上げると、
1.店に来る人が、マスターの珈琲を目当てに来るならまだしも「人を殺したことがある人」に会いにくる点。そういうこともあるだろうが、それが毎回毎回だとウンザリする。私にはあまりにも居たたまれなかった。
2.マスターが「殺したこと」自体は後悔していない点。被害者は確かに鬼畜外道だったが、どんな悪人でも殺すのは駄目、ということは大事にしたいのだ、私は。
とにかく暗い、暗いんだ。珈琲が美味しそうだったのが、かろうじて救い。