「ビッチマグネット」舞城王太郎。
- 作者: 舞城王太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/11/27
- メディア: 単行本
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香緒里が人生経験を積んで物語を書き上げるまでのお話。
普通の女の子が真っ当に考えて行動して、その上でたどり着いた結末は爽やか。暴力もないし、ミラクルな能力もないけど、とても舞城王太郎らしさがありました。まっすぐ進む香緒里はかっこいいね。
前作の「ディスコ探偵〜」は、理解するのが難しいのとあまりの長さで、途中で放ったままですが(いつか暇な時に、と思ってはいる)これは異常に読みやすかった。ぶん殴ったりぶっ飛んだりする展開も好きだけど、これだったら新規の人にも受け入れ易いじゃないの。
しっかし、あかりちゃんはスペシャルにビッチだったな〜ちょっとぶん殴ってもいいと思う。