「球体の蛇」道尾秀介。

球体の蛇

球体の蛇

最後にどんでん返しがあって驚く、といったパターンが定番だったのに、今回はなんか違う。人間を描いた感じ。
真相が二転三転したりはあったけれど、それよりも、人間の汚い部分が印象的。嘘が嘘を生み、誤解が誤解を招く不幸。みんなもっと正直で素直だったらいいのに。悲しいお話でした。