「スロウハイツの神様(上)(下)」辻村深月。

スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス)

スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス)

スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)

スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)

若きクリエイターたちが一緒のアパートに住み、切磋琢磨しつつ成功を夢みる…といったような話かと思いきや、下巻の後半になって、あっと驚く種明かし、思い思われる二人のとても素敵なお話でした。
久々にボロボロ泣けました。
種明かしまでが長くって、そこにたどり着くまでの間は、キャラに愛着が持てないし、ドヨドヨしてるし、で、なかなか辛いものがあったのですが、それもこれも、み〜んな伏線だったのだなあ。今はみんな大好きだよ。