「メモリー・ラボへようこそ」梶尾真治。

メモリー・ラボへようこそ

「おもいで」をデータ化して、取り出したりコピーしたり消したり移植したりできる、というシステムを使ったSF。シリーズ化して、これからいろんなエピソードを追加していくのかな？
一つ目の話はずいぶん工夫が凝らしてあって、なかなかに切ないいい話でした。辛い思い出でも大切にしたいね。
二つ目のお話はいまひとつかな。システムの使い方に共感できないし、いろいろ都合良すぎる展開だったり。