4月のまとめ。

4月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3971ページ

甘栗と金貨とエルム甘栗と金貨とエルム
ミステリーよりも甘栗君の成長物語として◎。大人びた口調なのに物を知らなかったりする甘栗君が普通の高校生っぽくって親しみが持てました。父親を失った悲しみに実感が持てるようになるといいのにな〜続編も読みたい。
読了日:04月30日 著者:太田 忠司
芙蓉千里芙蓉千里
逆境にあっても潔く凛として、自分の進むべき道を自力で切り開いていくフミがカッコイイのだけれど、もうちょっとドロドロしてたほうが厚みが出てよくないか?なのでフミより千代やタエに力強いものを感じて惹かれました。
読了日:04月29日 著者:須賀 しのぶ
ねずみ石ねずみ石
主人公がイマイチ煮え切らないお子様のせいか前半はテンポが悪かった。が、後半は一気に加速、ワクワクドキドキ展開でなかなか良かったかな。でも、子どもが主人公なのに事件が残酷すぎてちょいと引き気味。子どもが大人の階段登る話って好きなんだけど、真実を隠している人が多すぎるのも厳しい。ま、YAってわけじゃないからいいんだろうけど。
読了日:04月26日 著者:大崎 梢
零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係 (講談社ノベルス)零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係 (講談社ノベルス)
1冊目。切ない。出夢くんには強さを捨ててでも恋の成就を選んで欲しかった。こういう前提だったとは、全くなんてこった、だ。
読了日:04月23日 著者:西尾 維新
冥談 (幽BOOKS)冥談 (幽BOOKS)
漠然とした記憶の中から徐々に浮かび上がってくる不可解なものが怖いのか。語り手が執拗に語ろうとする過程が気味悪かった。無理に思い出さないほうがいいのにどうしても気になる怖いものみたさ。「凮の橋」と「予感」が好き。
読了日:04月21日 著者:京極夏彦
ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾントウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント
先入観に囚われ誰にも心を閉ざした頑ななカナタが、緩やかに打ち解け広い視野を持てるようになっていく様に感動。私とまさかの同名だったので他人事とは思えませんでした(笑)。子ども向けに留まらず、なかなか奥深いストーリーなのがビックリ。TV版がどうだったのか非常に気になります。
読了日:04月19日 著者:朱川 湊人
零崎曲識の人間人間 (講談社ノベルス)零崎曲識の人間人間 (講談社ノベルス)
零崎一賊は恋する人たちばっかなのかな。曲識の初恋が甘酸っぱくて、いいエンディングでした。そういえば軋識はどうなったのか気になります。
読了日:04月16日 著者:西尾 維新,竹
零崎軋識の人間ノック (講談社ノベルス)零崎軋識の人間ノック (講談社ノベルス)
みんな若いよね〜零崎一賊のなかで軋識が一番地味で普通の人のような?恋する軋識、可愛らしくて好きです。双識の変態度が過剰で、私的にはトホホな感じ。
読了日:04月14日 著者:西尾 維新,take
僕の明日を照らして僕の明日を照らして
虐待がテーマのストーリーなのに悲壮感に乏しいのは、これが歪んだ間違った世界だからなのかも知れない。逃げられるのに逃げないで虐待が長期間に渡るケースには、こういった当事者の誤った認識があるのか?気付かなかった母親もどうかと思うが、加害者被害者双方がこんなじゃしかたがないのかも。ラストの母親の態度は至極当然。でも虐待が決して許されないことであることを、もっとキッパリと表して欲しかった。
読了日:04月11日 著者:瀬尾まいこ
あした咲く蕾あした咲く蕾
『カンカン軒怪異譚』がお気に入り。チャーハンが異常に旨そうで!やっぱり中華鍋で作ると美味しいのかしらん?
読了日:04月09日 著者:朱川 湊人
感応連鎖感応連鎖
どうしようもなく気持ち悪い。女ってホントいやらしいねぇ。絵里香の話が好き。正直で哀れで報われない。
読了日:04月07日 著者:朝倉 かすみ
コロヨシ!!コロヨシ!!
三崎さんの青春スポーツものってなんだ?と思ったら、いつもどおりの三崎さんだった。掃除の魅力にすっかりはまって塵芥がキラキラと舞い踊る様が頭の中でグルグル浮かんだ。続きが気になる!
読了日:04月05日 著者:三崎 亜記
船に乗れ! (3)船に乗れ! (3)
飽かずに最後まで読みきれたのは、メリハリのある展開のおかげ。よい作品でした。努力して夢をかなえる話でなかったのが好印象。
読了日:04月02日 著者:藤谷 治

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