「甘栗と金貨とエルム」太田忠司。
- 作者: 太田忠司,ミギー
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/09/26
- メディア: 単行本
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面白かった!甘栗君のキャラが気に入りました。
大人ぶってクールな思考としゃべり方をするちょっと痛い甘栗君だけど、ふとした瞬間に子どもっぽさが露見してとても可愛らしいの。
あまりにも突然に父親を失って、呆然としたままとりあえず葬式は済ませたけど悲しみ方がまだ全然わからなくって、そうこうしているうちに仕事を引き受けちゃって…そんな甘栗君がとても愛おしい。
これから甘栗君はどうするのか、とても気になるので続きも是非読みたいなあ。
あ、ミステリーな事件は程ほどに良かったと思います。最後にひとひねりあって驚いた〜。