「蝦蟇倉市事件2」アンソロジー。

トータルでは微妙な本だったかと。どうも米澤穂信だけが妙に力が入っていて異質な感じがしました。でもでもコレがあったからこそ読む価値はあったと思います。「さよなら妖精」の続編だったのね〜思い出して切ない気持ちになりました。
そのほかでは、北山猛邦の「さくら炎上」(女子高生同士の互いを思い合う繊細さが痛々しくって)、越谷オサム「観客席からの眺め」(苦い青春…)あたりがよかったかな。